平成23年5月1日より、運送事業者が運転者に対して実施する点呼において運転者の酒気帯びの有無を確認する際に、
アルコール検知器を使用すること等が義務化されました。
「各事業所ごとにアルコール検知器を備える」こと、
「遠隔地で乗務を終了または開始する場合には、運転者に携帯型のアルコール検知器を携行させる」ことが義務付けられています。
これらを踏まえて弊社ではドライバーが乗務開始前にドライバーの顔色や呼気の臭い、応答の声の調子を目視等で確認するだけでなく、
アルコール検知器を使用してドライバーの酒気帯びの有無を確認しています。
酒気帯びで運転することの怖さはたくさんあります。
1.アルコールは反射運動能力、集中力、平衝感覚も鈍らせる。
アルコールは麻酔作用によって反射神経、知覚、運動能力を鈍らせる症状が出ます。
その症状としてブレーキやアクセル、ハンドルの操作が遅れます。
2.自制心が低下する。
運転が乱暴になりスピード違反につながることがあります。
3.視力が落ちる。
視界が狭くなり色々な物を見落としてしまいます。
4.集中力が低下する。
判断力も落ち、理性もなくなりミスの意識がなくなることが あります。
酒気帯び運転の怖さはこれらの症状が出ている時に大きな事故に繋がる事です。
アルコ-ルは人により強い人、弱い人、飲むのが好きな人、嫌いな人様々ですが、
酒気帯び運転は弊社のような物流会社に携わっている者だけではなくハンドルを握る全ての者が絶対にやってはいけない事柄です。
酒気帯び運転の先に待っているものは自損事故、人身事故、物損事故などとても大きい事故になるかもしれません。
弊社は速度超過の取り締まりは全車両に搭載している「デジタコ」にて本社で一括管理をしています。
ドライバーにとって運転は毎日の作業のようになってしまいがちです。
通り慣れた道路、見慣れた風景で少々スピードを出しても大丈夫と勘違いをしてしまう事も、あるかもしれないのです。
その気の緩みがハンドル操作を狂わせてしまうことがあります。
この気の緩みが出ないように、管理が必要なのです。
会社を一歩出た瞬間から全てはドライバーの責任下にあります。
弊社のドライバーは無責任なドライバーは1人もいませんが、誰でも管理、監視されているのといないのとでは大違いです。
そのようなことがないようにドライバーと共に安全運転を心掛けています。
酒気帯び運転も速度超過の危険運転も会社だけの取り組みでなくなるものではありません。
スタッフ、会社が一丸となって取り組み事故をなくしていきます。